できちゃった学生結婚のその後

できちゃった結婚ってどうなの?学生結婚ってどうなの?そんな人には参考になるかも知れない、大学院生主婦のブログ
結婚する前にしておく3つのこと
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
生後3ヶ月
娘は生後3ヶ月となる3日前、保育園に入園した。
だんだんと涼しくなってきた10月の始めだった。



3ヶ月間、初めてのことだらけの育児をして
私もそろそろツラくなってきていた。

日中、娘とずっと2人
車が運転できなかったので遠出もできず
似たような境遇の友達の探し方がわからず
話をできる相手もおらず
夫が帰るまでの時間は孤独だった。

また、昼も夜もなく続く授乳に辟易していた。



けれど、やはり首もまだ据わらない娘を
自分の目の届かない保育園に預けるというのは怖かった。

上のクラスの子供たちが娘を踏みつけたりしないか
乱暴に扱われて取り返しのつかないことになったりしないか…
心配しはじめるときりがない。



たまには少し離れたい。でも離れたくない。



複雑な心境もあったが、休学しなかったため修士課程2年間のうち
すでに半年が過ぎていることを考えると預けるしかなかった。

通園・通学のために中古車を買い、
ペーパードライバー脱却のために車の少ない道で運転の練習をした。

保育園へ入園の説明を聞きに行き
担任の保母に挨拶し
保育園用の道具を揃えた。



保育園入所の日が迫るにつれて
私は悪い母親なんじゃないか、という気持ちが膨らんでいった。
| みぃ | 学生ママ | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
夫のストレス
娘が生まれて1ヶ月たち、3人での生活が始まったが
慣れない日々に夫はストレスをためていったようだ。



原因のひとつは、研究室が変わったこと。

学部の4年生の時に所属していた研究室は
夫が希望して入ったラボで、人間関係も良好だったし
研究内容も夫がやりたい内容を自由にやらせてくれていた。

でも結婚し、引っ越したために修士課程では所属こそ4年生の時と同じラボだが
実際に研究をするのは私の父が頼み込んで入れてもらったラボだった。

夫は自分がやりたかった研究も断念せざるをえず
さらに研究の指導をしてくれる先生と考え方が合わず
この頃はイライラすることや凹むことが多かった。



原因のふたつ目は、やはり娘と私のことだろう。

私たちが里帰りしている間は、まだ楽だったに違いない。

限られた時間だけを一緒に過ごし帰ればひとり。
遊びに出ても文句を言う人間もいなかったし
好きな時間に寝て、起きて、自由に行動できた。
掃除や洗濯も、妻が時々きてはやっておいてくれた。

けれど、妻と娘が帰ってくれば
仕方のないことだけれど気を遣わなくてはいけない部分が出てくる。

夜中に遊びに出歩くのも我慢しなくてはならないし
慣れない育児に疲れた妻のフォローもしなくてはならない。


気持ちが「父親」になれていなかった夫には苦痛だったかもしれない。




そして三つ目のストレスは、私の両親だったはずだ。

自分の家に帰ると義両親がいる。
帰った後でも、何かしら義両親の痕跡がある。

初めて顔を合わせてから半年ちょっと
まだ距離感のつかめない義両親がなにかと口を出してくるのだから
夫にしたら心休まることがなかっただろう。



ある日、いつものように夫が娘のお風呂に間に合わず私は母に応援を頼んだ。

父が最寄の駅から歩いて帰る途中に私たちのアパートへ寄り
娘を寝かしつけた後、部屋の明かりが娘に当たると言って
「灯火管制だ」と電灯にバスタオルを下げて
夫と入れ替わりで母と帰っていった。

帰ってきた夫はそれを見てひどく不機嫌になり
両親が帰るなりバスタオルをはがして怒った。
「俺たちの家をお父さん達にいじらせるな!」と。


両親は赤ちゃんのためにしていったのだし
お風呂の手伝いや寝かしつけまでしていってくれたのだからと
私はありがたいな〜くらいにしか思っていなかった。

夫にしてみたら、疲れて帰ってきてみれば
ウザい義両親が毎晩のようにいてただでもイライラしているのに
夕ご飯まで薄暗い中で食べないといけないなんて!と思ったに違いない。



その後、夫の不機嫌を感じ取った実母と私で話し合い
赤ちゃんの世話も慣れてきた頃だろうから、と
お風呂の手伝いも父の帰りがけの訪問もやめることになった。

実家とは、休日に顔を出すくらいの距離感を保つことにしたのだった。
| みぃ | でき婚後の夫婦 | 11:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
3人での生活開始
出産から1ヶ月、私と娘は実家からアパートに帰ってきた。

夏だったので部屋を締め切り、一日中クーラーをかけていた。
娘に汗をかかせて、アセモでもできたら大変!と思い込んでいた。


娘の授乳は相変わらず昼も夜もなくしなくてはならなかったけれど
少しずつ間隔が空いてきたこともあり
朝の家事と夕ご飯の時間以外は特にするべきこともなく
ひたすら娘の写真を撮って過ごしていた。

テレビは赤ちゃんの発達を妨げると言われたのでほとんど見なかったし
出産以来、小さい字を読むと疲れやすく続かない状態だったので本も読まず
当時は家にパソコンを買っていなかったのでネットもできなかったのだ。

今から考えると、なんてもったいない時間の遣い方をしていたんだろうと思う。



夫は朝9時前に家を出て
夜のお風呂に間に合うように帰ってくるという生活をしていたが
実験のためお風呂の時間に間に合わない日も多く
そんな時は実家の母にお願いして手伝ってもらっていた。

また、父は仕事帰りに毎日アパートへ寄り娘の顔を見ていった。



そんな生活は私にとっては幸せだったが
夫にとってはストレスを感じることが多かったらしい。

慣れない研究室
まだ距離感のつかめない義両親のほぼ毎日の訪問
学生だけれど遊ぶ時間もない日々
夜中も数時間おきに娘が泣き、妻はゴソゴソ起きてミルクを作る



たまりにたまったストレスを
ある日、夫は爆発させた。
| みぃ | でき婚後の夫婦 | 10:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
里帰り
実家から歩いて1分という近距離に住んでいたが
出産後は1ヶ月間、里帰りをしていた。

とにかく初めてのことだらけで戸惑うばかりだったし
体力的にも大変だったので
家事のこと、育児のことなど母や祖母に御世話になれてよかった。



夫は毎晩、研究室から私の実家に来て夕ご飯を食べ
ムスメをお風呂に入れて帰っていった。

夫は出産には感動していたが
生まれてすぐの頃はムスメに対して
「可愛い」という気持ちは強くなかったようだ。

まだ学生気分が抜けず(学生だけど)
生まれたての娘の横で
研究室の友人と夜遊ぶ相談をしたりしていて
どうやら結婚する前と変わらない生活を送っていたらしい。



この頃のことは初めての育児の忙しさと
3時間おきの授乳のための眠気のせいで、私はあまり覚えていない。

ただ、娘に一方的に話しかけたり歌ってやったりするのが
なんだかとても気恥ずかしかったのは覚えている。



1ヶ月が経ち、健診で母子ともに健康と言われてから
私は娘を連れてアパートに帰ったのだった。
| みぃ | でき婚後の夫婦 | 12:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
お金のハナシ
知りたい人もいるかもしれないので
お金に関するぶっちゃけ話を簡単にまとめておく。



修士課程の間、私たち夫婦には収入がなかった。

…かといって、大学院生は学部生と違ってバイトする時間もなくて
収入源は両家の両親からの仕送りに頼っていた。

合わせて月に20万の仕送りから
家賃5万、貯金5万、残りの10万で光熱費・生活費を出した。

年金は学生なので免除の申請をした。
健康保険は国保で、收入がないので支払いは少なくて済んだ。

保育料も收入がないため格安(月に2000円くらい)で
月にン万円払っている家庭もあると思うと申し訳ない。
ちなみに、保育園の給食費・教材費は別に支払っている。



授業料は、親が「もともと払うつもりだったから」と払ってくれた。
授業料免除の申請もしたかったのだが、親の収入がそれなりにあったため
大学の事務は「どうせ無理ですから」と申請すらさせてくれなかった。




博士課程2年からは、夫が学振をもらえるようになったので
親からの仕送りは止めてもらい、やりくりしている。

所々(帰省など)親から援助してもらっているおかげで
そこそこの貯金ができている。



思いつくところだけ、メモしました。
他にお金関係の話で聞きたいことがあったら
メールまたはコメントでお願いします。
| みぃ | でき婚後の夫婦 | 11:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2007 >>
にんぷのぷ―お笑いにんぷ観察日記
にんぷのぷ―お笑いにんぷ観察日記 (JUGEMレビュー »)
うるまでるび
妊娠が楽しくなります。
初めてのたまごクラブ (はじめまして号)
初めてのたまごクラブ (はじめまして号) (JUGEMレビュー »)
たまごクラブ
妊娠がわかったら最初に買う本。
わたしがあなたを選びました
わたしがあなたを選びました (JUGEMレビュー »)
植野 ゆかり,鮫島 浩二
お腹の赤ちゃんからママへのメッセージ。泣けます。

このページの先頭へ