できちゃった学生結婚のその後

できちゃった結婚ってどうなの?学生結婚ってどうなの?そんな人には参考になるかも知れない、大学院生主婦のブログ
結婚する前にしておく3つのこと
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過去を捨てる
私も夫も付き合う前はよい友達で、お互いに恋愛相談なんかもしちゃったりしていた。

そんなもんだから、付き合いだしてからは時々昔の話をほじくり返して喧嘩したり
前の彼女からのプレゼントを発見しちゃったりしてムカついたりなんてこともあった。

でも、彼氏彼女という不確定な関係では、
お互いに相手には知れないよう自分の過去を思い返し懐かしむことも
さほど責められるようなことではなかった。

だから、元彼女のものを発見しても、あえて追及などしないで
そっと元の場所に返しておいたものだ。






妊娠が発覚して結婚が決まり、私は一人暮らししていたアパートを引き払った。
そして、夫が一人暮らししていた家に転がり込んだ。

お互い家を大掃除するハメになった訳だが、ここに喧嘩のタネが転がっていた。




結婚するのだから、過去の恋愛に関するものは封印しなくては!


そう考えた私は、元彼に関するものたちを実家に送る荷物に忍ばせた。
後でこっそり思い出に浸ってから処分するつもりだったのだ。

実際には、荷物を見つけた母に知らないうちに処分されてしまったのだが。



一方、夫は元彼女に関するものを自分の手で処分しきれなかった。

未練のない元彼女のものはゴミ袋へ放り込んだようだったが
私の前に付き合っていた彼女とは色々あったので捨てきれなかったらしい。

記念日に贈られたカードやら手紙やらプレゼントやら…
彼女の心のこもっていたらしいものが掃除後なのに続々出てきた。



取っておきたい気持ちは私もよーく解かったが、許す訳にはいかなかった。
妊娠中でイライラしてたしね、とにかくムカついたんだ。



片っ端から元彼女のものを掘り出して夫の前に並べ
「こんなものを取っておいてどうするつもりなんだ」と責め立てた。

夫はかなりブスッとしながら
「どうするつもりもないけど、思い出として取っておきたい」と言った。


その言い方が可愛くなくて、私の怒りのボルテージも最高潮に達する。


「思い出すだけなら、ものなんか無くてもいいじゃない。未練がましい」と言い返すと
突然夫は目の前に並べられた思い出の品を引っつかんで紙類はビリビリに破き
破れないものはできるだけクチャクチャにしてゴミ袋に叩き入れた。

私に対するあてつけに出来るだけ大きな音をたてて乱暴に振舞う夫と
次々にめちゃくちゃにされゴミ袋に投げ込まれる思い出の品を見て
私は気分爽快だった。




こうして、私たちの夫婦喧嘩の最大の火種は徹底的に処分された。

おかげで我が家では今のところ過去に関することで夫婦喧嘩したことは、ない。
| みぃ | できちゃった結婚 | 15:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
引越し
結婚式から後の話を書いていなかったのに気付いたので
久しぶりに思い出しながら書いてみることにした。

でも、何しろ5年も前の話になってしまったので記憶も曖昧…





当時、私たちが住んでいた家は彼(夫)が一人暮らしをしていた借家で
小さな庭のある古い一戸建てだった。

私は、この家が好きではなかった。
いや、正確に言うと夫の過去が詰まった空間が好きではなかった。

けれど、出産を控え、近い将来に大きな出費が確実にあるのに
收入がなかった私たちには新居へ引っ越すなんて、とても出来なかった。


私は「夫の家」で拭いきれない夫の過去を感じながら家事をし
大きくなっていくお腹をさすりながら未来を想像していた。



ところが、ある日、突然引越しの話が浮上した。

夫のラボの教授が、私の実家の近くへ引っ越すことを提案してくれたのだ。

夫も夫の両親も親身になって考えてくれる教授が言うなら、きっとその方が良いと考え
同じ事を提案したかったが自分たちが言うと角が立つと考えていた私の両親は大喜び。


しかし、何しろ私の実家は関東で、当時住んでいたのは中国地方。
大学院への入学は決まっていたが、とても通えない。
仕方がないのでコネを最大限に活用し籍だけ出身大学に置いて
実際には私の地元の国立大のラボで研究させてもらうことになった。



引越し先のアパートは大喜びしている私の両親があっという間に見つけてきた。
なんと、実家のすぐ裏にある、私が小学生の頃に建ったアパートの2階の一室だった。

私は実家から監視されるようで居心地が悪いと散々ケチをつけたが
大家さんが祖母の友人だったため家賃を格安にしてもらえることになり契約した。

実家から徒歩1分という近距離は、最初は嫌だったけれど
慣れてしまうと便利なもので、今では良い選択だったと思っている。



前の家の掃除もそこそこに、私は一足先に地元へ来てせっせとアパートの掃除をした。

「私たちの家だ」と思った。

あちこちに古さを感じるアパートだったけれど
そこは確かに「私たちの新しい空間」だった。



引越しの作業は、実家に泊まりながらゆっくりと進めた。
まだ寒い時期なのに暖房器具がなかったので部屋が寒く
お腹も大きくなってきていたため無理は禁物と周り中から言われたのだ。

夫は前の家を義母に助けてもらいながら片付け
義父と交替で高速を運転し、私の地元まで来てくれた。



私たちの新しい生活が、私のよく知る土地で始まった。



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| みぃ | 学生妊婦 | 15:16 | comments(0) | trackbacks(1) |
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