学生結婚なんて経済力もないし女性は就職にも不利だし
いいことないじゃん!なーんて思っていたのですが
育児する上では学生だから良かったこと、ってのもあるんです。
一番良かったのは、学生なので時間がある程度自由になること。
私と夫は大学院生なので平日は朝から夕方まで研究をしていて
学部生のようにバイトしたりするほどの時間的余裕は無いのですが
自分でタイムテーブルを組めるので保育園の行事に参加しやすいのです。
午前中は保育園の遠足に付き添いで参加して実験は午後からにしよう、とか
子供が病気だから午前中は夫に休んでもらって午後は私が休もう、とか
自分の研究さえきちんとしていれば比較的時間を自由に使えます。
学部によって違いはあると思いますが
知り合いの医師は業務をしなくてよい大学院生の時期に
女性にとって大変な出産・育児ができるというのは理想的と言っていました。
また、逆に子供がいたから学生業が頑張れたってこともいっぱいあります。
これは学生に限ったことじゃないんでしょうけど。
行き詰った時、悩んでる時、子供の笑顔を見ると
なんだか気持ちが少し楽になって、また頑張ろうって気力が湧いてきます。
私は1日の研究が終わると、駐車場までの道を走ります。
大人が息をきらせて走るなんて格好悪いなって思う時もあるけど
早く子供を迎えに行きたくて走らずにはいられないんです。
保育園で「あ、ママ!」と駆け寄ってくる子供の姿を思い浮かべるこの時間が
1日のうちで実は一番ワクワクするんです。
実際は遊びに夢中で、急いで迎えに行っても
なかなか気付いてもらえなかったりするんですけどね…